2006.03.04

矩(かね)

直角のことを言い、瓦関係では一文字軒瓦・袖瓦・巴瓦等の剣又は垂れの角度のことを言う。

2006.03.03

矩勾配(かねこうばい)

底辺と高さとの割合が同じときの勾配のことを言う。
角度では45度である。

2006.03.02

矩の手(かねのて)

直角のことを言う。

2006.03.01

鹿の子漆喰(かのこしっくい)

瓦の施工では熨斗瓦と熨斗瓦との継ぎ目に塗る漆喰のことを言う。

2006.02.28

冠木門(かぶきもん)

2本の門柱の上部を貫状の材で連結した屋根のない門のことを言い、武家屋敷や城郭等の門に見られる。

2006.02.27

覆葺き工法(かぶせぶきこうほう)

屋根の左から葺き始め、瓦を覆せて葺く工法のことを言い、「押葺き」というところもある。
この反対に屋根の右側から葺き始めるのを「差し葺工法」と言う。

2006.02.26

かぶり(かぶり)

屋根の軒の長さより棟の長さの方が長い場合のことを言い「開き」のことである。

2006.02.25

鎌唐草(かまからくさ)

「唐草」と言う名称が軒瓦の代名詞として使われているところでの軒瓦の呼称で「鎌軒瓦」のことである。

2006.02.24

鎌軒瓦(かまのきがわら)

軒瓦の剣の形状からの名称のことである。
この軒瓦はグレードの低い施工と高い施工との二通りの使い分けがあり、高級品は数寄屋建築等に使用され、施工・合端に高度の技能が必要である。

2006.02.23

亀衾瓦(かめふすまがわら)

亀の甲羅の形状の冠瓦ことを言い、「亀甲衾瓦」・「スッポン衾瓦」と言うところもある。