2006.03.24

掛巴瓦(かけともえがわら)

箕甲(破風の上)を本葺掛瓦で納めるときに使用する瓦のことを言い、「箕甲巴」・「破風巴」と言うところもある。
掛瓦巴の納まりには巴鏡面の上端の通りを通すことが大事であり、そのためには「ノサ・カギ」を使い分けなければならない。

2006.03.23

影盛(かげもり)

鬼瓦と棟の接合部分に漆喰を塗り、鬼瓦の周囲にも漆喰を盛り上げた形状を、瓦で造り二重構造になっている鬼瓦のことを言う。

2006.03.22

駕籠塀(かごべい)

山門等の両側にある塀で、駕籠に似た形状から言われる呼称である。

2006.03.19

風切瓦(かざきりがわら)

「袖瓦」のことをこのように言うところがある。

2006.03.18

風切丸(かざきりまる)

袖瓦類と桟瓦との接点を覆う丸瓦の列のことを言い、屋根両端に2列葺かれることが一般的である。

2006.03.18

「探偵!ナイトスクープ」 3/17放送分より

本日の「探偵!ナイトスクープ」の最後の依頼は、『震災の手紙が生んだ友情』と題された兵庫県の男子大学生(23)からの依頼。11年前の阪神大震災直後に、当時の自分と同じ熊本県の小6の少年から便りをもらった。全国の小学校から被災地に寄せられた、励ましの手紙のうちの一通で、本当に心にしみて勇気が湧き、前を向いて頑張ろうと思えた。この春、社会に出る前に、彼に会って感謝の気持ちを伝えたいというもの。石田探偵は依頼者と共に、手紙に書かれた住所を訪ねるが・・・

以上のような内容だったのですが、その熊本の当時小6だった少年は、今や依頼者と同じ23歳で、屋根工事業に携わっているとのことでした。
番組に紹介されていたのは、熊本の㈲朝日住建さんという事業所で、事務所には「淡路瓦」の全商品リストのポスターも貼られてました。

ロケ当日は、雨だったにもかかわらず、現場に出ているとのことで、そちらまで訪ねていくとトラックの上で作業中ではありませんか。結構雨が降っているというのに。

弊社では、今月もそれほど忙しくはないので、少々の雨なら中止して順延という状況ですが・・・
それとも急ぎの現場仕事だったためでしょうか。

羨ましいと言うか、大変そうと言うか・・・うーん。
うちも頑張らねば(汗)

2006.03.17

重ね妻(かさねづま)

梁間の大きい入母屋屋根の一つの妻に棟違いの小さな破風のある造りのことを言う。

2006.03.16

笠塀瓦(かさへいがわら)

ブッロック塀の上に使用される瓦のことを言い、軒瓦に似た形状等種々とある。

2006.03.15

霞釘(かすみくぎ)

箕甲に本葺き掛瓦を葺くとき、登り瓦座に打つ150~180㎜(5~6寸)の釘のことを言い、敷平瓦・平唐草掛瓦・ニノ平瓦等の一時的なずり下がりを防ぐ働きをするもので「せき釘」と言う所もある。

2006.03.14

片切り(かたぎり)

袖瓦や熨斗瓦の寸法切りをするとき、左右のどちらかのみを切ることを言い、左右両端とも切り合端することを「両切り」と言う。