2006.06.14

合端(あいば)

瓦と瓦の接合点を鏨(たがね)や電動切断機等で、隙間なく合わせる作業、瓦のねじれの修正作業、寸法切り作業等のことを言う。
但し次に葺く瓦の納まりをも考慮された場合をいう。
瓦同志の接合点を合わせるだけの作業は、「切り合わせ」又は「摺(す)り合わせ」と言われ、部分的な作業となる。
言葉の使用例は、桟瓦の合端・袖瓦の合端・一文字軒瓦の合端・熨斗瓦の合端・素丸瓦の合端等というように用いられる。

2006.06.13

阿吽(あうん)

阿は口を開いて発する音声で言葉の最初、吽は口を閉じて発する言葉の最後である。
仏教ではこの二文字を全ての根元と窮極を現すものとして、前者を万物が発生する理念の本体に、後者をそれが帰着する智恵を意味するものとする。
所謂、阿は誕生であり、吽は悟りを意味すると言える。
鬼面は及び獅子巴蓋瓦等に「阿形」・「吽形」の形状がある。
これらの形状の瓦を納めるとの考え方の一つに、仏教の教えに基づき「阿形」を向かって右に、「吽形」を左に納めることがある。

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2006.06.12

赤瓦(あかがわら)

三州産塩焼瓦・明石産塩焼瓦を赤瓦と言う。
又沖縄産の瓦も赤瓦と言われる。
釉薬による赤色の瓦はレッドと言われ、塩焼瓦や還元瓦の赤瓦と区別されている。
石州産で言われる赤瓦には、来待色(柿色)系を含まれることがある。
これは黒色瓦に対してのものと考えられる。

※三州瓦
※明石瓦
※石州瓦
※沖縄赤瓦

2006.06.11

明石瓦(あかしがわら)

兵庫県明石地方で製造されていた瓦を言う。
この瓦には燻し瓦と塩焼瓦とがあり、差込み側の切込み寸法が、24㎜(8分)内外と小さいものであった。
昨今では明石瓦の製造が中止され、1社のみが窯変タイプの無釉薬瓦が製造されている。

※明石瓦

2006.06.10

赤土(あかつち)

赤い色のした土で練ったときには粘りがあるが、乾燥するとひび割れし、又水分を含むと風化し易く粉のようになる欠点のある土である。
この土を使用するときは、川砂又は真砂土を適量混入する等の対策が必要である。
「山土」・「荒土」のことを言うところもある。

2006.06.09

足付き鬼(あしつきおに)

鬼瓦の頭の部分と足の部分に分かれているもので、「三つ組」とも言われる鬼瓦のことである。

2006.06.08

足場(あしば)

瓦施工に必要な足場には、軒足場・一文字軒瓦用足場。棟足場・箕甲足場等がある。
軒足場は軒先瓦座より300㎜位下がった所にあるのがよく、一文字軒瓦や掛瓦等の施工用の足場は、軒先瓦座より1m位下がった所にあるのが便利である。
棟足場は棟の施工のために地葺きされた上に設けられる足場のことを言う。

2006.06.07

足場板(あしばいた)

軒足場には幅240㎜(8寸)・長さ4m(2間)・厚み30㎜(1寸)内外の杉材又はラワン材板を使用する。
これに変わる金属製の足場板もある。

2006.06.06

アスファルトフェルト(あすふぁるとふぇると)

1巻の長さは42m・幅1m・厚さはkgで表示する。
フェルトは有機質繊維(紙・布)で造った原紙に加熱溶融したアスファルトを塗布したもののことを言う。

2006.06.05

アスファルトルーフィング(あすふぁるとるーふぃんぐ)

1巻の長さ21m・幅1m・厚さはkgで表示され、一般には22kgが使用される。
ルーフィングはフェルトの表裏に被覆用アスファルトを塗布したもののことを言う。
防水性が大きく、屋根下葺材に用いられる。