あずまおに(東鬼)
- 2012年 3月21日
タグ : 寄棟屋根
社寺建築・一般住宅に多く見られる屋根であり、切妻屋根と寄棟屋根とが結合したと考えられる屋根形式を言う。
破風の位置には地域性があり、建物の大きさにより軒桁を中心として前後する位置に納められる。
寄棟屋根の陸棟の両端に副えられる据えられる鬼瓦のことを言い、高さに対し幅寸法を狭く造られた鬼瓦を「東鬼(あずまおに)」・「寄棟鬼」と言う。
柄振鬼を据える角度は、屋根の勾配及び大きさによるが、一般住宅では「1寸返し勾配」内外とすることが多い。