記事が前後して…というか、カメ投稿で事後報告となってしまったのですが、「ポリフォームを使用した和形棟ガイドライン準拠試験」の見学に参加してきました。
平成23年6月22日(水)~23日(木)
こちらは、全瓦連関西ブロック技術委員会が協賛し、株式会社コンシャス及び栄和瓦産業株式会社が施工と試験を実施。
具体的な内容は、
瓦専用接着剤「ポリフォーム」を使用した和形棟の耐震工法のデモ施工見学と、ガイドライン準拠試験の見学。
二日間にわたって行われたので、一日目の夜には意見交換懇親会も行われました。
場所は、淡路瓦工業組合。
淡路の組合も協力…というか、実験設備は組合所有のものなので。
私は二日目の試験だけを見学。
以前、大阪の組合の講習会で、コンシャスさんのデモ施工は見学済みだったので。
しかし、今回は棟ののし瓦を平積み(強力棟やその他の留め付けなし)で、十六段も積んでいました。
さすがに、早さを強調するために施工したためか、少々歪んではいましたが、結構な施工効率です(見てはいないので伝聞と想像)
そして、試験の結果は…
ポリフォームの頑丈さが立証されました。
ポリフォームで接着しただけの十六段の棟を、90度に倒した状態で垂直に十回転。
棟はビクともしませんでした…が!
実験設備にトラブルが。
ここではこれ以上言及いたしませんが、そのトラブルのせいでより頑丈さがクローズアップされた感も否めません。
耐震、耐風に相当な耐性を見ることは確実ですし、施工効率も大幅にアップすることは間違いないのですが、問題はその価格でしょうか。
一棟当たりに換算すると、大きな負担にはならないのでしょうが、残念ながら弊社の施工量と、購入した材料の消費量を考えると、少し負担になるかも。
ですが、受注があれば、即対応させていただきます。
その際、お客様に金銭的な負担を強いることはございませんので、ご安心を。
尚、実験を見学した際に、コンデジでビデオを録っていましたので、後日アップさせていただきます。
追記:ビデオをアップと書いておりましたが、写真での紹介に変更させていただきました。申し訳ございません。
ポリフォーム耐震棟工法回転試験@淡路瓦工業組合
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