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2006.03.10

鰹面戸(かつおめんど)

簡略葺きの棟で桟瓦と台熨斗瓦との間に使用するもののことを言い、鰹節の形状に似ているところから呼称と思われるが「櫛面戸瓦」と言うところもある。
台土の表面を見せない働きの他に、積雪地区での台熨斗瓦にかかる雪の重みを支える土台の働きもある。
面土瓦には陸棟用と隅棟用とがあり左右がある。