●淡路瓦(兵庫県)
【釉薬瓦・無釉瓦・いぶし瓦】
淡路島の基幹産業が瓦。
約1300年前の飛鳥・白鳳時代に端を発し、約400年前の慶長年間に西淡町津井を中心に発展し、享保10年(1725年)には淡路で46人の瓦師が16村で瓦を生産していたようです。
良質な原土資源の賦存と、京阪神という大消費地に近接している立地条件、海上輸送という大量輸送手段の存在などが大きな生産地を形成したと言えます。
三原郡西淡町を中心にほぼ全島にメーカーは点在します。
釉薬瓦は「色瓦」として多彩な色彩美を売物にしていますが、他産地の攻勢でシェアは減退気味。
しかし近年では耐寒性のある頁岩粘土の利用、洋風タイプの洋形開発で健闘中。
主力の和形は56形、53A形があり、主たる市場は京阪神と中国、四国、九州。
全国一の生産量を誇るのがいぶし瓦。
他産地の追随を許さない銀色のサエのよさが最大の売物。
大手トンネル窯メーカーを含む、300を超す単独ガス窯業者が支えます。
販路は拡大中で、最近では北関東にまで出荷されているようです。
こちらの和形形状は56形、53A形、60形と一部に64形。
淡路島の基幹産業が瓦。
約1300年前の飛鳥・白鳳時代に端を発し、約400年前の慶長年間に西淡町津井を中心に発展し、享保10年(1725年)には淡路で46人の瓦師が16村で瓦を生産していたようです。
良質な原土資源の賦存と、京阪神という大消費地に近接している立地条件、海上輸送という大量輸送手段の存在などが大きな生産地を形成したと言えます。
三原郡西淡町を中心にほぼ全島にメーカーは点在します。
釉薬瓦は「色瓦」として多彩な色彩美を売物にしていますが、他産地の攻勢でシェアは減退気味。
しかし近年では耐寒性のある頁岩粘土の利用、洋風タイプの洋形開発で健闘中。
主力の和形は56形、53A形があり、主たる市場は京阪神と中国、四国、九州。
全国一の生産量を誇るのがいぶし瓦。
他産地の追随を許さない銀色のサエのよさが最大の売物。
大手トンネル窯メーカーを含む、300を超す単独ガス窯業者が支えます。
販路は拡大中で、最近では北関東にまで出荷されているようです。
こちらの和形形状は56形、53A形、60形と一部に64形。