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2006.02.03

雁足(がんあし)

桟瓦を葺いた後ろ下から見える斜めの線のことを言う。
この線は桟瓦の角瓦の点の繋がりで、一枚づつの斜線と一枚飛び(桂馬飛び)の斜線とがある。
この斜線を見れば屋根上の桟瓦の横足の通りを知ることができる。
雁が群れをなしで飛んでいる姿が、桟瓦の曲線に似ているところからの呼称と思われ、「雁行」と言うところもある。